仮想通貨

【コインチェック 】レンディングが承認されない!対応方法3選|他社比較付き

モヤモヤ君 
モヤモヤ君 
申請したのに、いつまで経ってもコインチェックの貸暗号資産が承認されない…

こんなモヤモヤを感じていませんか?

仮想通貨を効率よく運用するために、コインチェックのレンディング(貸暗号資産サービス)は、魅力的な選択肢の一つです。「申請して承認されれば、自動で利息がつく」という手軽さもあり、「できるだけ早く貸出したい!」と考える人は多いでしょう。

しかし現実には、なかなか承認されずに心配な人も多いようです。

この記事では主に、

  • コインチェックのレンディングが承認されない理由
  • コインチェックで承認されない時の対処法3選
  • コインチェックのレンディングのメリット・デメリット

について解説します。

仮想通貨をムダに寝かせることなく、運用したい人は最後まで読んでください。

コインチェックのレンディングが承認されない理由

コインチェックのレンディングには「借入上限」がある

コインチェックのレンディングでは「借入額」に上限があるため、申請してもすぐには承認されにくいです

つまりは、

  • コインチェック側の「借り入れ額」に上限がある
  • 借入可能枠が空くまで承認できない
  • 借入可能枠が空いたら、申請順(先着順)に承認していく
    ※ユーザーの貸出申請額には制限がないため、申請が集中しやすい傾向があります。
コインチェックでレンディングが承認されない主な3つの理由を説明した図解

申請した時点で、すでに多くの申請者が待っているため、承認までに時間がかかってしまうのです。

公式サイトでも、借入上限に達すると承認までに時間がかかると、記載されています。

当社借入上限に達している場合は、借入可能枠ができ次第、申請順に承認させていただきます。そのため、承認までお時間をいただく場合がございます
Coincheck Help Centerより引用「注意事項」より

👇コインチェックのレンディング対象通貨一覧

Coincheckレンディング対応通貨一覧(全36銘柄)

👇コインチェックのレンディングサービスの「貸出期間」と「年率」

貸出期間や利率は、全通貨で共通のプラン体系(14日/30日/90日/180日/365日)です。

貸出期間 年率
14日間 1.0%
30日間 2.0%
90日間 3.0%
180日間 4.0%
365日間 5.0%


👇確認時(2025年7月)の受付状況

Coincheckレンディング利用可能プラン(BTC/XRP/ETH)

受付状況は随時変更されるため、最新の情報はコインチェックの貸暗号資産ページでご確認ください

コインチェックで承認されない時の対処法3選

申請しても承認されない場合は、ただ待つだけでなく、貸出し条件を見直したり、他の選択肢を検討したりするのが得策です。

ここでは、承認スピードを上げるための2つの具体策と、他社レンディングサービスとの比較を紹介します

対処法①:短期プランに変えて「待ち時間」を減らす

対処法②:人気通貨を避けて「承認されやすい通貨」に変更する

対処法③:「承認待ちゼロ」も狙える他社レンディングを利用する

対処法①:短期プランに変えて「待ち時間」を減らす

コインチェックの貸出期間と年率、承認スピードの関係を示すピラミッド図

長期プランではなく、より短い貸出期間を選ぶと、承認される可能性が高まります。

年率の高い長期プラン(365日・180日など)は人気があり、申請が集中するため、承認までに時間がかかりやすくなります。

一方14日間の短期プランは、申請者の入れ替わりが早く、比較的早く承認される傾向があります。

公式サイトでも、貸出期間が短いほうが承認されやすいと説明されています。

貸出期間が短期の方が承認されやすい?

貸暗号資産として貸出申請を出されるお客様は、貸出期間を90日間以上で出されるケースが非常に多く、90日間以上の貸出期間では、期間も長いことから貸出待ちの行列が長い状況です。そのため14日間等の期間で貸出申請をお出しいただくと、当社での借入承認の機会はより早くなる(※)傾向にあります。

(※)暗号資産ごと、貸出期間ごとに貸出承認待ちのお客様がいる場合があり、すぐに貸出承認されるとは限りません
Coincheck Help Centerより引用「貸出期間が短期の方が承認されやすい?」より

引き続き同じ通貨で承認を待ちたい場合は、まず貸出期間を見直してみましょう。

短期プランは比較的承認されやすい傾向がありますが、状況によってはすぐに承認されない場合もあります。

対処法②:人気通貨を避けて「承認されやすい通貨」に変更する

申請している通貨でなかなか承認されない場合は、「別の通貨で申請してみる」というのも一つの選択肢です。

試しに、承認されやすい別の通貨を探してみてはいかがでしょうか?

BTCやXRP、ETHなどの主要通貨は人気が高く、申請が集中しやすいため、受付されても承認までに時間がかかります。

たとえば、
Polkadot(ポルカドット)すべての貸出期間で「受付中」
ライトコイン(LTC):365日プラン以外は「受付中」
の場合は、比較的受付枠が多いため、その分承認まで短くなる可能性があります。
※確認時点(2025年7月)

このように対象の通貨を持っていなくても、気になる通貨があれば購入して、タイミングを見て申請するのも有効です。

コインチェックのレンディング申請可能プラン一覧(DOT・LTC)

対処法③:他社レンディングサービスを検討する

投資の機会損失を避けるため、早く貸出したい場合は、他社のレンディングサービスを検討してみましょう。

以下ビットコイン(BTC)の、「国内取引所」7社と「レンディング専門事業者」2社の「年率・貸出期間・最低数量・途中解約」について表にまとめました。

※スマホの方は表を横にスクロールできます。

取引所 BTC年率 貸出期間 最低数量 途中解約
Coincheck 1~5% 14日~ 1万円相当
bitFlyer 1.15~3.05% ~182日まで 0.001 BTC
bitbank 0.1~5% 募集毎に決定 募集毎に決定 〇(5%の手数料)
GMOコイン 1.3% 1ヶ月~ 0.1 BTC 〇(貸借料の10%)
SBI VCトレード 0.1~0.5% 7日~ 0.03 BTC
BITPOINT 募集毎に決定 募集毎に決定 募集毎に決定
ビットトレード 1~1.3% 90日~ 指定なし
▼レンディング専門事業者
PBRレンディング 10~12% 1ヶ月~ 0.003 BTC 〇(1カ月後~)
BitLending 8% 1ヶ月~ 0.01 BTC 〇(30日間~)

*1 確認時(2025年7月)の募集内容です。
*2 確認時(2025年7月)の定期募集型の画面に表示された内容です。

情報は随時変更される可能性があるため、最新の情報は各社の公式サイトで確認ください

コインチェックのレンディングのメリット・デメリット

コインチェックのレンディングにおける主なメリットとデメリットのイメージ図

ここでは、コインチェックのレンディングのメリット・デメリットをまとめました。

コインチェックのレンディングのメリット

・すでにコインチェックを利用していれば、すぐにレンディングの申請ができる

1万円相当の少額から始められる
 
👉少ない金額からスタートできる

・めんどうな外部送金なし
 
👉コインチェック内の「取引アカウント」から「貸暗号資産アカウント」へ振替するだけで申請準備が完了

・対応通貨は36種類と豊富
 
👉例:BTC・ETH・XRP・DOT・AVAX・MATIC・IOST・SHIBなど

コインチェックのレンディングのデメリット

・申請後に「承認」される必要があるため、すぐに貸し出せないことが多い
 人気プランでは申請が集中し、なかなか通らない

・専門レンディング業者と比べて利率が低い
 高利回り・短期運用を求める人には物足りない可能性がある

コインチェックレンディングがおすすめな人とおすすめしない人をイラストで比較した画像

おすすめの人 →「気軽にスタートしたい人や初心者向け」
そうでない人 →「スピードや利回りを重視する中・上級者向け」

ご自身の目的や重視したいポイントに合わせて、最適な選択肢を見つけましょう。

🗨️コインチェックのレンディング|よくある質問(Q&A)

Q:貸出申請をキャンセルして、再申請できますか?

A:承認前であればキャンセルできます。
再申請もできますが、すでに順番に並んでいる方がいるため、承認は先着順となります。

Q:承認されなかった通貨はどうなりますか?

A:承認されていない通貨は「申請中」のまま保留されます。資産はロックされていないため、出金や売却も可能です。
なお、自動キャンセルは行われないため、取り下げる場合は自分でキャンセル操作を行う必要があります。

Q:途中解約は可能ですか?

A:途中解約はできません。
承認された資産は契約期間が終了するまで、引き出したり売却したりできません。
「長期保有目的の資産のみを貸し出す」など、ご自身の運用スタイルに合わせて貸出ししましょう。

まとめ

コインチェックのレンディングが承認されない主な原因は以下3つです。

・借入枠に空きがない

・承認は先着順で行われる

・人気プランに申請が集中している

対処法としては、以下の3つがおすすめです。

・短期プラン(例:14日間)への変更

・他の通貨で申請

・BitLendingなど他社サービスの活用

申請プランや通貨を見直し、別のレンディングサービスも積極的に検討することで、レンディングを早く始めて資産を効率よく増やしていきましょう。

【免責事項】
本記事の内容は、情報提供を目的としたものであり、投資や金融行動を勧誘・推奨するものではありません。
記事内の情報は、作成時点または確認時点のものであり、将来的に変更される可能性があります。
可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、内容の正確性・最新性・完全性について保証するものではありません。
本記事の内容に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いかねます。最終的な判断はご自身の責任にてお願いいたします。

  • この記事を書いた人
ビットコインを抱えた猫のイラストと「ゼロからの仮想通貨」という文字のブログプロフィール画像

ゼロからの仮想通貨

【取引歴】2019年~(7年目)
【実務経験】仮想通貨取引所で勤務経験
【取扱所】複数の取引所で売買中
【特徴】初心者にもわかりやすく解説

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